16歳の時、初めて海外留学に出かけました。留学先の選び方は、当時、英会話教室に通っていた時の先生がイギリス人で、その先生がイギリスに帰国するクリスマスシーズン、飛行機を同行してもらえるから。。と言う理由でしたので、イギリス留学の斡旋会社を使用したわけではなく、先生のご厚意でイギリス行きが決定しました。
費用は30万くらいだったと聞いています。
英語もままならないまま、イギリスに着いたものの、当時はラインやSNSがここまで出回っておらず、日本の家族に到着連絡もできず、3日後、母が大変心配し、コレクトコールでホームステイ先に電話、そして語学学校にFAXと、大変心配させたのを覚えています。
初めてのホームステイで、思い描いていた雰囲気とは違い、大変静かで落ち着いたお年寄り夫婦の中で、悪戦苦闘をしました。もっと話しかけてくれる。気にしてくれる。笑ってくれる。。。とばかり思っていたので、何だか冷たいなぁと感じていました。
しかし、今になってわかります。イギリス人なりの私への心遣い、そして、私の英語レベルが低すぎて、ただ単に意思疏通が出来なかっただったと。。。
それでも、楽しい3週間の留学を過ごしました。近くのモールでお買い物、公園など、全てが目新しくて新鮮でした。大晦日の夜はみんなでパブに行き、躍り歌い、New yearを迎えました。
留学の途中で、イギリスは曇りや雨が多いことにも気がつきました。夜ご飯にはじゃがいもが毎日のように形を変えて出てきました。ですが、ご飯は美味しかったです。
3週間で、英語力が身に付いたかと聞かれれば、「よくわからない。。」と答えます。だけど、その3週間で、英語の勉強に対するやる気、海外への興味は最高潮になりました。