ダイハツの人気スーパーハイトールワゴンのタントが、2019年7月9日にフルモデルチェンジし新型に変わりました。ゼロベースからプラットフォームを新開発した「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採用した第一弾ということで注目されており、見た目は先代モデルとそれほど大きく変わらないのですが、「走る」「曲がる」「止まる」という車の基本性能が大幅に向上しています。
このことは走り出した瞬間からわかるほどで、軽自動車の安っぽさがない、しっかり感のある走行性能を実現しています。また全高は1755mmもあるので、平均的な女性の身長よりもはるかに高くなっており、軽自動車とは思えない室内空間を確保。
まさにスーパーハイトールワゴンの先駆けとして、確実に進化を遂げたと言って良いでしょう。
注目はそれだけではありません。パワートレインも大きく刷新されています。660ccという制限がある中で、直列3気筒DOHCの自然吸気とターボの2種類が用意され、日本で初となる複数回点火を採用したり、燃焼室内の表面をフラットにするなどの工夫により、燃焼効率を向上させています。
また、立ったまま簡単に移動することができる前席ロングスライドシートを採用していることで、必然的に床部分が目立ってしまいます。そこで新型タントのフロアマットにも拘ると、より一層快適な空間を演出できそうです。通販では純正にはないお洒落で安いフロアマットが色々と販売されているので、一度チェックしてみると良いでしょう。